サマパラが終わりまして、なんだかんだ少年たちも観に行き、ゆらりゆらり秋を楽しんでいます。私です。あ、なにわ男子おめでとう。色々たくさん言われているけれど、反対意見なんて本人たちが1番言われたら悲しむだろうし丈一郎くんが幸せになってくれと願うばかりのヲタクなので、 ひとまず祝福ムードです。
そんななにわ男子の事を忘れるくらい、10月5日放送の少年倶楽部のSixTONESのステージ素晴らしかった。楽曲は新曲「hysteria」。少年たちの舞台で初披露した曲。やっと歌詞を見ることが出来た〜〜!!!うれしい〜〜!!!
SixTONESの世界観がどっさり詰まった曲なんだけど、そもそもストの曲って、歌舞伎の舞踊の演目を観ているような、数分間で世界観がすごい分かる演出が多いよね。歌詞もしかり。深読みしたくなる。考察したくなる。あーでもないこーでもないって言いたくなる。
ストを知って2年目の新規の私が、コンサートや少クラを観て世界観に飲み込まれたのは、「この星のHIKARI」「Water Dance」「Hysteria」です。ごめん、ちょっとまたいつもの妄想癖出るわこれ。そしてコシヒカリに関しては好きすぎて話が長くなるので今回は割愛します。今回はHysteriaを思う存分考察します。
※勝手な趣向なので、
一意見として読んでください。
Hysteria / SixTONES
初めて見た時、あまりにも衝撃的すぎて歌詞を聴き取る余裕がなかった。最後のジェシーの「熱く溶けるほどに give me your love」というフレーズがしぬほど好きだって思ったのは覚えてる。というわけで、歌詞を見ながら気になる部分をピックアップしていきます。
I’ve been looking for ya, Wanna get to know ya
Wanna be your man, I need your lovin’, lovin’, lovin’
君をずっと探している、君を知りたい
君の男になりたい、君の愛が必要なんだ
Baby, I just wanna take you away,
一人きりじゃFeeling so blue
Alright, いつでもCallin’ your name君を連れ去ってしまいたい
一人きりじゃとても憂鬱だ
そう、いつでも君の名前を呼んでいる
雨の中、雨水が張りつく窓をぼやぼや見ながら、薄暗い部屋で呟くように言っている風景を思い浮かべたんだけど、失楽園みたいな世界観だと思った。又は禁じられた遊びみたいな、そんな感じ。
この部屋の中では僕と君二人だけのルールがあって、そのルールは僕たちにしか分からない。っていう、本当に二人だけの空間の話。
Hysteriaが病的な興奮という意味だし、それが余計にこのAメロが猟奇的に聴こえてくる。暗闇の中から顔面だけが出てくる演出も込みで。
好きを通り越したら、それが愛なのか義務なのか好きなのか嫌いなのか分からなくなる。そういう手遅れな恋愛って誰にでもあると思っていて、だからこのAメロの歌詞がすごく好きなの。1を奪えば10欲しくなる感情ってあるでしょ。それ。( ? )
I got you baby, Let’s take it so slow
深まっていくBlack night
君を手に入れたら ゆっくりいこう
深まっていく闇夜に
いくら君を忘れようとしても
I just can’t leave you alone, Ahいくら君を忘れようとしても
僕は君を放っておけない
この主人公めっちゃズブズブ。
すごい軽くいうと、悪い事に手を染めようとしている男の子みたい。罪で染まったとしても、君の事は忘れられない。頭から離れない。隣にいたい。僕の隣にいてほしい。サビ以外の歌詞は片思いむき出しの感情がブワァッと出てくる主人公が描かれていて、切なくなった。
「alone」は、周りに誰もいない「状況」のことを意味していて、そこに感情は無いので、決して感情論で言っているわけでは無く、ただそこに君がいるという事実があればいいと思っている主人公なのかなと解釈しました。
目と目が合えばYou give me butterflies
だから君以外 Uh 欲しくない, All that I want目と目が合えば 君の前で僕の胸はドキドキ
だから君以外 uh 欲しくない 君しかいらない
「butterflies」って色んな訳があるけど、蝶の躍動する感じとジェシーの振り的にそう思った。あとマイケルの曲にもあるし、こういう意味の方が繋がる。そういえば、
ここの「Uh」の
ジェスエロいよね。
肌に触れたYour lips, So red
I just can’t get enough その甘いFlavor
肌に触れた君の唇 凄く赤い
まだ足りない その甘い匂い
いつもMissing you, Missing you
いつも君が恋しい、寂しい
Give me a, give me a Green light
僕に前に進む勇気をくれ
離さないで Cuz you drive me crazy Hysteria
離さないで 気が狂いそうになる
病的興奮
「肌に触れた〜〜」で1番に思ったことは「京本大我顔が良いな?!!!」だった。ひたすら顔が良いすぎて余計にこの曲のミステリアス感を出してくれてる。ありがとう美少年。
このフレーズの「drive」は車などを運転するという意味ではなくて、人を駆り立てるという意味になります。なので誰かに「you drive me crazy」と言うと、「あなたのせいで私は怒っている」となります。でも恋愛の歌なので「頭がおかしくなる」とか「僕を夢中にさせる」でも素敵なのかなと思います。
Girl, Just let me hold ya,
Kiss me like your lover
ねえ、僕に君を捧げて
君の愛する人にするようにキスしてよWe’ll never be friends,
僕らは決して友達にはなれない
We keep on freaking, freaking, freaking好きすぎておかしくなり続けるんだ
Baby I just wanna see you again,
その瞳がMake me insane
Alright, 染めてくMy world in pinkああ、また君に会いたい
その瞳が僕を狂わせる
僕の世界をピンク色に染めていく
ここでのポイントは「We」で「僕ら」になっている所。
僕らは友達にはなれないと思ってる。でも彼女はどう思っているのか分からない。思っているのは僕だけだと解釈しました。
キスでも、少しでも手が触れることでも、女の子が軽い気持ちでとった行動が、彼にとっては病的になってしまうくらい興奮したんだろうね。でも「君が愛する人にするようにキスしてよ」って言ってるからキスもしてない。その歌詞を田中樹が歌ってると思うとヤバヤバのヤバですね………
ここでSixTONESという複数のものになるのは何か意味があるのかな。SixTONESとファンの話だとしたらABCZのmoonlight walker以来の「沼にハマれよお前ら」な曲になるよね。「楽園なんか逃げちゃおうよ」。
………うわ、そうかもしれないね?!えびの場合はグループ名が入ってないからアレだけれど!
衣装が全部メンバーカラーで統一されてることを踏まえて考えると、SixTONESを6人だと考えず、ひとつの染色体という程の話なのかな。Hysteriaの意味を調べてみると「子宮」という意味のギリシャ語から来ているし、少なからず創世記とか、人間の始まりとか恋の始まりとか絡んでるのかな〜〜とは思う。話が盛大すぎるけど(笑)
ちょっと単純に考えてみよう。SixTONES=原石、磨けば宝石になる。えっ、もしかして
僕の宝石になって
しんどい。これはもうしんどい。
でもこれで話を進めた方が分かりやすいのかな。ロマンチック!
でも染色体って考え方をすると冒頭の顔面だけのシーンがまた変わってくる。
確か顔面だけに羽が生えたザビエルの絵があったような……と思って調べてみたら、熾天使セラフィムと智天使ケルビムという、アダムとエバが追放された後の楽園の門番をしていた天使の絵画が出てきました。
そしてびっくりしたのが、天使によって宝石の種類があるらしい。
こ、これかもーーー!!!私が冒頭から創世記って言っていたのが繋がったかもーー!!!!
元々天使にも階級があって、下の者であればあるほど人間の形に近いそうです。
演出も、最初は顔だけが出てきて、それから足が出てくる。そしてサビで全部出てくる。人間に近づいてる演出なのかなあ。創世記と現代の恋愛を重ねてるのかなあ。そう考えるとこれはだいぶ壮大な話なんじゃないかなって思ってる……この曲どうなってんの……これで作者さんからの解説が浅かったら私だいぶ妄想力やばいな。
So listen baby, I’ll break it down 何度だってRound & Round
聞いて 僕は壊すよ 何度だってぐるぐる
夜の闇の中で探すけれど
Your love will never be found, Ah
夜の闇の中で探すけれど
君の愛は見つけることが出来なかった
二人の部屋は まるでParadise
二人の部屋はまるで楽園
見え透いた未来, Uh 望まない All that I need
見え透いた未来、望まない 君は僕の全て
溺れてみたいYour tears, Your lies
I wanna get you now 滲んでくMake up
今もDigging you, Digging you
見えないYellow light, Yellow light
そうやめないで Cuz you drive me crazy
Hysteria
溺れてみたい 君の涙に、君の嘘に
僕は今君を手に入れたい 滲んでく決心
今も君が好きだ
見えない臆病者
そうやめないで 気が狂いそうになる
病的興奮
君の涙、君の嘘に溺れてみたい。好きな人のことで困りたいという感情って凄いことだと思うの。
きっと外から見たら歪んだ愛だけど、好きな人なら嘘つかれたって幸せだしずっと一緒にいたい。君を手に入れたいと思うけど、臆病者な僕の決心は滲んでいく。僕を愛してくれないと気が狂いそうだ。
すごく一方的に好きなんだなと解釈しました。
君の愛は見つけられなかった。今まで二人でいた、二人だけのルール、二人だけの空間だった部屋には今 僕しかいなくて、って考えたけどそれも僕の勘違いだったのかもしれないと考えると怖いしエモいなこれ。
So beautiful,
熱く溶けるほどにGive me your love
とても美しい
熱く溶けるほどに君の愛が欲しい
I just keep falling for you,
Can’t get you out of my head
僕はすでに君に落ちている
君で頭がいっぱいなんだ
伏し目がちなYour smile
もう二度と戻れない
今もLost in your eyes…
伏し目がちな君の笑顔
もう二度と戻れない
今も君の目にはうつらない
切なすぎて頭抱える。
す担だから「熱く溶けるほどに君の愛が欲しい」はそういう意味として受け止めてしまう癖があるんだけどそういうことでいい?(笑)
冒頭からずっと脳がふわふわするレベルで彼女への愛を叫んでいたのに、何か失態をしてしまったのか、もう彼女の目に僕がうつることは無い、ねえ、僕のものになって?って切なすぎるけどクソ重いな好き。
この失態がもしかしたら不倫なのかもしれないと考えてみたんですけど、みなさんどうですかね。不倫だったらこの歌詞は割とすんなり当てはめられる気がします。
社会的に許されない罪を犯した僕。こういう禁断の行為って許されない事ほどしたくなるし燃え上がってしまうんですよね〜〜。ストちゃんと不倫したい。まず結婚しろって話だよな。ごめん。
ちなみに創世記では堕天使ルシファーとエバが浮気をしたという記述があります。でも繋がりすぎかなあ。まあ私の解釈だからいいよね!!!( ˆoˆ )( ˆoˆ )開き直っちゃった!!!( ˆoˆ )( ˆoˆ )
はい、私のHysteriaに関しての解釈はざっとこんな感じです。みなさんの解釈も是非知りたい。この曲たくさん捉え方が出来て楽しいね。
最後に行っておくと私は仏教なので深いところまでは詳しくありません。美術、芸術としてアダムとエバ、失楽園などの話が好きなのです。よく知ってる方がいましたらツイッターで教えてください。
@__teiteitei__
追記 10/12
宇宙とかカニバリズムとかサイコパスなど、色んな考察を読んでこの曲めちゃくちゃ奥が深いなと思いました。
宇宙の始まり、人間の始まり、恋の始まりとか色んな解釈が出来るのがすごいなあ。